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ブログはユーザーからの投稿がメインではあるのですが、
投稿があまり多くはないので、管理者サイドからも記事を書いていきます。。


今では風俗情報ポータルサイト・口コミサイトが当たり前の世の中なので、
写真や口コミでお店や女の子を選べます。
これから風俗で遊ぶ20代の青年達からすれば、三行広告でお店を選ぶなんてナンセンスだと思いますが、
古き良き性文化の名残として三行広告を残していければ、
大人の嗜みとして三行広告を残していければ、
という思いから綴ってみることにします。



三行広告が大人の嗜みである事が分かる小説はこちら



三行広告に出会ったのは、入社して間もない2003年12月。11年以上前です。
親サイトである、本家三行広告がオープンしたのが2006年4月、サイトももうすぐ10年
オープン時のユーザーさんは当時の新聞の事を覚えていらっしゃるであろうか・・・



それでは、当時の事で覚えている事を懐かしむように箇条書きしてみます。



・夕刊紙 内外タイムス(※1)の三行広告が3面~4面分くらいの規模だった。
・その中でも汁婆(しるばあ)+電話番号が内外タイムスで光っていた
木村+電話番号 も怖かった
・夕刊紙 夕刊フジも現在では1段分だったけど、2~3面くらいの規模だった。
・内外タイムスの広告料金と夕刊フジの広告料金が3倍くらい違うことに驚いた。
・内外タイムスには当時、かなり多くの大人のパーティ(※2)の広告が載っていた。
・その大人のパーティが実は実家の近くで、よく直行で集金に行っていた。
仕事の無い新人には内外タイムスの掲載依頼が貴重な新規顧客だった
・東京スポーツの男子募集欄も1面以上あったと思う。
・内外タイムスの女性募集を見て応募する女性も多かった。ほとんどおばさん~おばあさん。
・日刊ゲンダイも1面以上あったと思う。
・当時の私たちのイメージは、
コール数(電話の本数)内外>東スポ>ゲンダイ>フジ
客層(お客さんのマナー・使用金額等の総合)内外<東スポ<ゲンダイ<フジ



入社したての私は駒込・巣鴨周辺の熟女店を主に担当していたから、
カバンに内外・フジ・東スポの原稿用紙を入れて、
遅くまでママさん並びにおばさんに囲まれながら、原稿の手直しをしたものです。
原稿にURLを入れるお店がむしろレアなこの時代には
広告主と代理店営業マンでこんな会話がされていました。


・ママさん!電話が鳴らないなら、内外いれましょう!
・ママさん!客層悪いなら夕刊フジいれましょう! でも、高いですよ!
・ママさん!週末は競馬あるんで東スポ増やしませんか?
・ママさん!原稿の改稿は毎週月曜日っていったじゃないですか! もう無理ですよ!


いまではほぼ無い会話ですが、
内外以外は広告の出稿規模は縮小されながらもまだ現存するメディアです。
当然少しではありますが、三行広告は残っています。
全くなくなってしまうのはとっても寂しいことなので
なんとか次世代の方達にも良さを分かって頂けるようになれば良いなと思います。



徒然なるままに書いて行きたいと思います。


(※1)内外タイムス
(※2)大人のパーティー